
・結婚前に同棲するべきか迷っている。
・同棲のメリットを知りたい。
・同棲中の注意点を知りたい。
「結婚前に同棲はするべきなのだろうか?」
これは長く付き合って結婚を考えているカップルなら、一度は考える悩みなのではないかと思います。
私自身は、付き合って9カ月で同棲を始め、同棲9カ月目の今月入籍を予定している同棲経験者です。
結論から言うと、同棲にはメリットがたくさんあるので、できるのならやってみるのをおすすめします。
しかし、もちろんデメリットもあります。
また、同棲が合う合わないは性格によるところもあるので、実際に同棲したからこそ感じたメリット・デメリットをまとめてみました!
これを読んで、同棲をするべきか悩んでいる人が、少しでも悩みを解消できればうれしいです。
また、同棲前に確認するべきこと・注意点もあるので、今後同棲をすることを決めている方も参考にしていただければ幸いです。
結婚前に同棲をするメリット
まずは、結婚前に同棲をしてよかったと感じたポイントをまとめました。
節約になる
同棲すると、圧倒的にお金がたまりやすくなると実感しています。
お互いが一人暮らしをしていた場合には、同棲すると家賃が半額になるので、家賃補助がない人にとっては特に大きな節約になります。
実家暮らしだった場合でも、毎回相手の家に遊びに行く交通費が節約できます。
家のwifiや電気代・水道代・食費も二人で住んだからと言って単純に2倍になるわけではありません。
それぞれがバラバラに支払うよりは、少しずつ安くなるのでお得だと感じます。
また、節約により、結婚資金を早くためることができ、結果的に結婚にも早く踏みきれるようになるかもしれません✨
一人じゃないという安心感がある
家に帰った時に、家に明かりがついていたり、部屋に暖房がかかっていたり、パートナーに「おかえり」と言ってもらえるのは、とても安心感があります。
一人暮らしが寂しいと感じるタイプの人にとっては、『寂しくない』というのも大きなメリットです。
また、病気の時にも、パートナーがそばで看病してくれるのは、すごく安心感があってうれしいですね。
コロナ禍でも毎日会える
これは最近のコロナ禍で感じた同棲のメリットです。
コロナだと公共交通機関を使ってパートナーに会いに行くのがはばかられますよね。
また、片方が実家暮らしの場合には、パートナーだけでなく、パートナーの家族にも感染させてしまう恐れがあるので、なかなか気軽に会うことが難しいと思います。
私の周りのカップルも、緊急事態宣言の1カ月間はパートナーに会えなかったという人もたくさんいました。
このような緊急事態の時でも、同棲しているパートナーと一緒に過ごすことができるのは、同棲のメリットだと感じました。
社会人でもパートナーとの時間を確保できる
パートナーと長い時間一緒にいたいから早くから同棲する💖
性格にもよりますが、これも立派な同棲のメリットだと思います。
社会人は毎日仕事があり、時期によってはなかなかパートナーとの時間を確保することが難しいですよね。
そのような時でも、一緒に暮らしていると、ごはんの時間や就寝前のわずかな時間にパートナーと直接会話ができ、コミュニケーションの時間を確保することができます。
環境が一気に変わるのを防げる
環境が一気に変わりすぎないのもメリットの一つです。
結婚と同時に同棲を始める場合、引越しで住む場所が変わり、相手との同棲生活が始まり、結婚の準備をして、と一気にたくさんの変化が起きるので、バタバタして大変です。
住む場所が変わるとストレスを感じる人もいるので、結婚前の同棲で住む場所に慣れてから、じっくり結婚式の準備ができるのは同棲のメリットです。
また、費用面でも、引越し・指輪・結婚式の出費の時期をずらすことができるので、少しずつ出費に備えることができます。
結婚式の準備がやりやすい
親へのあいさつや両家顔合わせの調整、結婚式の準備等結婚前にやることは色々あります。
特に、結婚式の準備は大変なので、何度もお互いの家に行って、結婚式の決めごとをするのは大変だと思います。
空いた時間や平日の夜にササッと1時間だけ時間をとれる環境が、結婚式の準備には楽だと感じます。
時間を気にせずゆっくり喋れる
同棲をしていると、電車の時間や門限を気にせず、ゆっくり喋れるのがメリットです。
ゆっくり喋ることで、週一回のデートではわからない、相手の意外な一面を知ることができ、愛が深まるかもしれません。
(その逆もありますが🤣)
ふと感じたのは、『高校時代に3年間付き合った時』と『社会人で同棲して1年付き合った時』を比べると、「仲の深まり方が違うなー」と感じました。
高校時代に、登下校だけ一緒にしたり、月一回の部活休みの日だけデートをした時間は、かけがえのない青春の思い出ですが、相手と向き合って相手のことをよく知るという点では、まだまだ浅かったと感じます。
時間を気にせず相手ととことん喋れる同棲生活というのは、相手を深く知るきっかけになると感じます。
家事の手間が半分になる
一人なら全ての家事を自分だけでこなす必要がありますが、二人なら協力して家事をすることできます。
「その分家事が二倍になるのでは」と思う方もいるかもしれませんが、量が増えるだけなので、負担は思うほど変わりません。
なにより、お互いが得意な家事を活かして、分担するということもできるので、意外と負担が増えないと感じます。
お互いが成長できる
同棲するとお互いの良いところ悪いところが目につきます。
それが逆に自分の気づきになり、成長につながります。
また、相手の生活習慣に合わせることで、良い生活習慣が身につく場合もあります。
相手の生活習慣に合わせることで、『毎朝朝食を食べるようになる』、『食器をこまめ洗うようになる』といった変化が起きるかもしれません。
性格面でも、当初私は言いたいことを我慢してしまうタイプでしたが、すだちは意見をはっきり言うタイプでした。
次第に私自身も、すだちを見習って、できる限り自分が思ったことを我慢せずに伝えることができるようになってきました!
相手の生活習慣を事前に知ることができる
結婚生活をするうえで、相手の生活習慣を許容できるかというのは大きなポイントです。
結婚前の同棲なら、日々の生活習慣を事前に知ることができるので、結婚後のギャップを減らすことができます。
食生活の違いもポイントの一つです。
濃い味付けが好きなのか、パン派かごはん派か、好き嫌い等を事前に知ることができます。
毎日食べる食事だからこそ、価値観の違いが大きな亀裂を生んでしまうかもしれません。
お互いが歩みよれる部分はどのあたりか、自分が許容できない部分はないかを結婚前に確認しておくことは大切です。
ケンカを円満に解決できる相手かを見極めることができる
同棲をすると、同棲前よりもケンカが多くなることがあるかもしれません。
理由としては、会っている時の特別感が薄れるから。
週1回の数少ないデートだと、『せっかくだから楽しもう』という意識が働きます。
しかし、毎日一緒にいるとそのような気持ちが少なくなり、素が出やすくなります。
しかし、ケンカは悪ではなく、ちゃんと解決できればパートナーとの絆を深めるチャンスです✨
パートナーとケンカした時の対処法や向き合い方を学んだり、納得のいくようなケンカの終わり方ができる相手かどうかを見極めるきっかけになります。
結婚のシュミレーションができる
結婚前に同棲する最大のメリットはやはり、結婚のシュミレーションができることです。
結婚後はずっと一緒にいるからこそ、恋人同士の時には気づかなかった様々なギャップに悩むカップルは珍しくありません。
本来、結婚ではそのギャップを二人で話し合って解決していくものですが、場合によっては許容できない部分もあるかもしれません。
生活してみたら、DV男、モラハラ男なんてこともあるかもしれません。
結婚にはある程度の勢いも必要ですが、一生のことなので慎重に見極めることが大切です。
いざという時に引き返せるのも結婚前の同棲のメリットですので、環境が許すのであれば、
『結婚に向けたお試し期間』として同棲を検討してみるのも良いと思います。
結婚前に同棲をするデメリット
次に実際に同棲をしてみてわかった、同棲のデメリットをまとめました。
ケンカをした時に気まずい
『ケンカをしたときは一人になりたい』と感じる方もいるかもしれません。
しかし、狭い家での同棲で共有スペースしかない場合、かなり気まずい思いをすることがあります😅
家賃が許すのであれば、一人ずつの部屋を確保できる家を選んだり、家が狭い場合には、あえて片方が外に散歩に行って冷静になるなど、大人な対応をすることも大切かもしれません。
新婚感がなくなる
いざ結婚した時の新婚感がなくなります。
同棲した後しばらくして籍を入れる場合には、良くも悪くもただ婚姻届けを市役所に提出するだけなので、日常生活に変化はありません。
新婚気分でワクワク新居を探すといった経験はできなくなります。
付き合いが減る
ストレスに感じるかどうかは人それぞれですが、人によっては友達との付き合いが減ることがあります。
同棲すると、頻繁にパートナーを家に一人残しておくのは気が引けますし、友達も気を遣ってあまり飲み会に誘ってこなくなる場合があります。
それまで交友関係が広かった人にとっては、同棲前のギャップを感じる場合があります。
ひとりの時間を持ちにくくなる
狭い家だと常にパートナーと同じ空間にいることになるので、一人の時間を持ちにくくなります。
常に一緒にいないといけないと思うとストレスになるので、時にはあえて一人でカフェに行ったり、相手がいない間に家でゆっくりしたりと、リフレッシュできる時間を設ける工夫が必要です。
とはいえ、どうしても一人暮らしの頃よりは一人の時間が減ってしまうので、
「一人の時間をもっと楽しみたい、遊びたい!」
と思っている人には同棲は息苦しいかもしれません。
相手が家事をしてくれないなどの不満が生まれる
相手が家事をしてくれないなどの不満が生まれる場合があります。
特に、片方が一人暮らしを初めての場合には、家事をやり慣れていないので、一人暮らし経験者の方が家事を多くやることになってしまい負担が増える場合もあります。
少しずつ慣れてきたら、二人で話しあって不満を溜めないように工夫することが大切です。
結婚を切り出せずズルズルしてしまう
結婚を切り出せずにズルズル同棲してしまう可能性があるのは、同棲の最大のデメリットです。
期限を決めずに同棲を始めてしまった場合、きっかけがなくて結婚を切り出せないこともあります。
同棲を始める前に、期限を決めて、結婚を前提に同棲を始めることをお勧めします。
一番最初に確認するべきポイント
同棲のメリット・デメリットを考慮して、同棲をしたいと感じた方のために、最低限同棲前に確認するべき2つのポイントを紹介します。
親に同棲の許可を取る
意外と抜けがちなのが、親に同棲の許可を取ること。
私の友人カップルの例ですが、同棲の意思があり、引越し先の家も探し終わった後で、両親に予想外に猛反対されて同棲が白紙になったなんていうカップルもいます、、
特に彼女側の父親に反対されることはよくあることなので、事前に同棲ができるのかを確認しておきましょう。
結婚の意思・同棲の期限をパートナーと話し合う
同棲をするなら、結婚を前提に同棲することをおすすめします。
結婚というゴールがないままに同棲生活を始めてしまうと、ズルズル同棲生活が続いてしまう原因になるからです。
必ず事前に、パートナーに結婚の意思があるのかを確認しましょう。
また、結婚の意思があっても期限を決めないとタイミングを逃してしまうので、いつまでに結婚するのかという期日を明確にしましょう。
同棲前に決めておくべきこと
同棲を始める前に、最低限話し合っておくべきことは以下3つです。
・家賃や生活費の負担割合
・家事の分担
・引越しの費用の負担割合
お金の負担割合についてはもめごとが起こりやすいですし、意外と同棲には初期費用がかかるので、事前にしっかりと話し合って準備しておきましょう。
家事の分担や家事に対する認識のすり合わせも、事前に話し合うことをお勧めします。
洗濯を回す頻度、食器洗いのタイミング等意外と認識の違いがあるものです。
同棲が始まってから細かい調整はすればいいですが、事前に認識のすり合わせをすることは、余計なもめごとを避けるために大切だと思います。
具体的な同棲の家事分担について悩んでいる方は、こちらの記事をご参考ください。

同棲中に最低限注意するべきこと3選
引越し等が終わりワクワクの同棲生活がスタートです!✨
実際の同棲生活で最低限注意するべきことを3つご紹介します。
相手を縛りすぎない
細かすぎるルールを作ったり、家事分担を過度にやることはおすすめしません。
「飲み会は禁止!」「洗濯は必ず毎日する!」「絶対一緒に○○する!」などとルールを決めすぎてしまうとお互い息苦しくなってしまいます。
パートナーと過ごす時間が、『気持ちのいいもの』ではなく、『仕事のようにやるべきこと』になってしまうのは寂しいですよね。
適度に息抜きできるよう、緩めるべきところはゆるめて、ゆるーく暮らしましょう💑
彼氏の前で女性であることを忘れない
彼氏の前でリラックスするのはいいですが、あまりにだらしない恰好をしたり、幻滅されるようなことは避けた方がよいです。
全く気にしない男性もいますが、適度な緊張感があるほうがマンネリを避けることができます。
どうせなら、『いつまでもかわいい彼女』として彼に褒めてもらえるよう、最低限の女性らしさは忘れないようにしましょう💖
思いやりをもつ
これが一番大切ですが、同棲するなら思いやりを忘れないことが必須です。
些細なことでもやってくれたら「ありがとう」とお礼を言い、感謝の気持ちを伝えましょう!
まとめ
読んでいただきありがとうございました!
私たちが実際に同棲生活をやってみて感じたメリット・デメリットをまとめました!
同棲するべきかを悩んでいる人に、何か一つでも役に立つ情報があれば幸いです💖